Netflixで配信されているイントゥーザナイトを見てみました。☆4.0
(あらすじ)ハイジャックされた深夜便の乗客乗員たちは、謎の宇宙事象により地上で大惨事が起こっていることを知る。助かるためには、太陽を避け西へ飛行を続けるしかない…。
一気にシーズン1を見ちゃいました。(現時点で全6話まで配信) Netflixオリジナルドラマって暗くて現実的で救いがない、と常々思ってたんですが、正にそんな感じです。イントゥーザナイトでは、パニック要素と日が昇るという時間制限が加わって、極限状態のなかで、さまざまな国籍の登場人物たちが生き延びるためサバイバルする様子が群像劇で描かれています。ブラックユーモア要素さえまったくありません。
…怖いですし年齢制限があったほうがよさそう。以下ネタバレ、セリフを含みます。
印象に残ったシーン等
・時間制限があるパニック状態なのに最後の最後になるまで協力できない、ささいなことで言い争ったり、派閥争いをしたりするのがリアルすぎる。当然、すべてを解決するスーパーヒーローは現れず。なぜか無意識に仕事的なことをおもいだして辛いorz
・アヤズの選択
配信中の6話の中でも見せ場。
「現世で最後に行った選択が死刑宣告では、ろくな来世をむかえられないだろう。」
・主人公の選択
もう間に合わないかもしれないというところで、やっと人間的な思いやりが発揮されるなか、主人公の最後の選択はサイコパス的です。「えっ!?ここで」とびっくり。
原作本があるみたいなので、翻訳されている小説があったら読んでみたいです。
以上、イントゥーザナイトの感想でした。