shirakihanae’s diary

日々の雑記と整理のためのブログです。

三体2 黒暗森林

こんばんは、白木です。

現実逃避に「三体2 黒暗森林」を読み終わりました。 ネタバレ注意!

 

youtu.be

まず上の動画を見てから、1巻とばして2巻から読み始めました(`・ω・´)

2巻が面白いって言ってたし!

 

kindle版を購入、会社の昼休みにも読んじゃおうと楽しみにしてたら、土日で読み終わっちゃいました。翻訳本+中華SFということで、名前とか文章に慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。

 

☆4.8 感想

センスオブワンダー、久しぶりに読んだSFでしかも中華SFはじめてと思ってたら、詰め詰めにされた感じです。

 

・地球外生命体のファーストコンタクトというと映画「コンタクト」みたいなイメージでしたが、違いました。ざっくりすぎる感じでいうと銀河英雄伝説とか(面壁人頭脳バトル)、中盤の戦艦部分は、黒暗森林の副題に違わず、暗い。

・政治思想に結構なページが割かれている(逃亡主義・敗北主義)は、文化大革命思想統制を思わせます。

全体主義と個人の幸福みたいなところも、人類先行きと現在の飢餓だったらどちらをとるかみたいなテーマも、アメリカ翻訳小説だったらあまりないテーマかも。

 

もともと、「ワイルドスワン」(文化大革命の女性3代記)や「中国十八史略」とか、少しは中国小説に触れてたこともあって、文化的な考え方の違いを楽しみつつ、理系の理論的な部分はさっぱりなまま読了しました笑。

 

あとは、冷凍睡眠後の未来感とか、科学技術のスケールが国家規模とか。

中国の未来イメージって日本より結構先にいってるなと思ったり。

 

結局、テーマがてんこ盛りにされていてるんですが、最後にちゃんとまとまってて読後感はよかったです。

 

 おすすめ解説ブログ様

 

おやすみなさい。

 

最近の気になったツイート